故人の意思に沿った最期を迎えるには

2019年11月02日
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近年、遺言を残す方が増えています。理由は明確で、終活のブームではないでしょうか。死を暗いイメージで捉えるのではなく、前向きな出発と捉える考え方です。故人の考えが尊重されることで、参列者も気持ち良く送れるのではないでしょうか。

そして、近年の主流は直葬です。派手なセレモニーを省いて、最低限のお葬式を行うことです。費用は30万円程度に抑えられますし、その後の法要にお金を充てることが出来ます。これからの時代は、直葬が大多数を占めると言われています。

少子化によって核家族化が進んでいますし、御近所との関係も希薄になっています。なるべく自分のことは自分で出来るようにしておくと、負担は少なくなるのではないでしょうか。自治体や民間が主催する終活セミナーが増えていて、参加をすることでたくさんのメリットがあります。

エンディングノートの書き方もそうですし、気軽な気持ちで遺言を書いておくと良いのではないでしょうか。エンディングノートは正式な遺言状とは違いますし、友人や知人の連絡先だけでも構いません。揉め事を事前に防ぐことで、兄弟や親類が円満に過ごせるのではないでしょうか。

死後のことを頭に入れておくと、今を大切に生きられます。