お通夜が平日に行われることが多い理由

2019年10月16日
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お通夜に平日が多いのは理由があります。まず、大都市圏は葬儀場が空いてない という理由です。土曜日日曜日に取り組むには、会場を押さえることが欠かせません。家でおこなう事も可能だと言えますが、今では会場で実行するケースが主流となっています。

とくに大都市圏はこうした傾向が高く、家では広さもないというようなケースも多いといえるでしょう。そういう事情から、土曜日日曜日に行ないたいと考えても予約が取れないケースがあります。かりに火曜に亡くなった場合、土曜日日曜日に葬儀場が空いていないと、次の週の土曜日日曜日まで待機すると、10日以上も過ぎてしまいます。

そうなってしまうと、結論から言うと月曜日〜金曜日に敢行すること場合が少なくありません。また、菩提寺が土曜日日曜日に法事で埋まっている場合があります。お通夜を実施するには会場はもとより、僧侶の日程を押さえる必要性もあります。

先祖の墓のある菩提寺の僧侶に来ていただいて、読経を行なっていただくのが仏式の行儀作法です。土曜日日曜日はそれぞれの年忌法要が施されることが多いので、日程が埋まっている事が多く見られます。結局のところ、土曜日日曜日にお通夜に取り組むには、亡くなった日の属する週の土曜日日曜日に、葬儀場及び僧侶の日程が空いているという条件が必要です。