葬儀の供花と墓前の花の違いとは

2019年01月30日
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葬儀の際には参列できなかった人や、気持ちを形として供養したいという人から供花が贈られることも多く、花に囲まれて最後の時を過ごすことが多いです。葬儀の供花は、祈りを込め故人に捧げるものであり、葬儀時に祭壇の横に飾られます。

贈り主の名前を表示することが大半であり、生花が基本とされていますが近年ではドライフラワーやプリザーブドフラワーも増えてきている傾向にあります。なるべく白を基調とした淡い色をメインにし、派手な色は使わないというのが一昔前の常識でしたが、近年では自由も高くなっていて、花の種類やカラーも特に決めつけず故人の好きだった花を選ぶ傾向もあります。

墓前の花との違いがわからないと考える人もいますが、墓花は遠くからでもよく見えるように高さがあったり、大きめのものが多くなっています。彼岸花の別名を墓花と呼んでいるケースもあります。お供えとして持っていく場合には、どれを選ぶかで悩みがちですが、花屋さんに相談すればアドバイスしてもらえるので問題はありません。葬儀の供花と墓前に供える花では、今の時代では花の種類やカラーなど比較的違いはないと考えて置いても、特に大きな問題はないのではないでしょうか。