浄土真宗の方の葬儀の流れはどういうものか

2018年06月09日
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葬儀を進める際に故人が浄土真宗の場合には、通常の葬儀とは意味合いが違っていく形になります。東本願寺に本山を構える浄土真宗には極楽浄土へ送るために故人を送り出すという考えが根強くあります。葬式の進行は東本願寺派と大谷派で流れが変わっていきます。

本願寺派の場合には故人は死後にすぐに極楽浄土へたどり着いているとみなし、死装束を着させるようなことは行いません。大谷派の場合も故人が亡くなった段階で極楽浄土にたどり着いていると考えますので、死装束を着させるようなことはありませんが、大谷派の場合には納棺に際し守り刀を持たせるような儀式を行うこともありません。

葬式の際の焼香も本願寺派や大谷派には独特の儀式が用いられています。本願寺派や大谷派も同様に額にお香を押し付けることは無く、直接に香炉へと焼香していきます。本願寺派は一回に渡り香炉にくべていき、大谷派は二回ほど香炉にくべていきます。

急な不幸に見舞われ故人を送り出す必要が発生した場合には、故人の宗派に従って適切な会社を選んでいく必要があります。多くの葬儀社では24時間対応で相談を行なっていますので、ネットを検索しながら近隣の会社を探していき、適切な会社を見つけていきましょう。