香典返しの相場や注意すべき点とは

2017年10月29日
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身近な人がなくなり、葬儀を執り行うということはそう頻繁にあることではありません。いざ葬儀を執り行うとなれば、準備で頭を悩ませることになるのではないでしょうか。その際に忘れてはいけないのが、香典返しです。

葬儀では通常、参列者から香典を受け取ることになりますが、その返しをするのがマナーであり礼儀となっています。相場としては、香典で受け取った金額の半額から三分の一となっています。もちろん現金を返しとして渡すのはマナー違反であり、できれば商品券など金額がはっきりとわかるものも避けるようにしておきましょう。

カタログギフトや品物を選ぶことが基本となっています。しかし、必ずしも半額から三分の一を返さなくてはならないという決まりがあるわけではありません。高額な香典をいただいたとなれば、半額から三分の一を返すのはかなり負担になってしまうことになり、その場合には四分の一やそれ以下の返しとなっても問題はありません。

気をつけておかなくてはならないのが、受け取った香典よりも高額の香典返しはしてはいけないという点ではないでしょうか。お世話になっている人などには、良かれと考えて香典よりも高額な返しをする人も稀にいますが、香典よりも高額はマナー違反となります。

特に目上の人や高齢の人は、マナーに関して厳しく考えている人が多いので、返しの金額や品物選びはより慎重に行い、マナー違反になってしまうことのないように気をつけておくべきです。