香典返しののしのマナーと注意すべきポイント

2017年04月28日
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香典をいただいたら香典返しをするのは当然のマナーですが、身近な人がなくなり葬儀を執り行うことはそう頻繁にないことであり、いざ香典返しをするとなれば分からないことも多いのは当然だはないでしょうか。その際に気をつけておかなくてはならないのが、のしのマナーです。

一般的に贈り物やお返しをする際にはのしをつけるのは当たり前ですが、どんな物でも良いというわけではありません。香典の返しの場合には基本的には黒と白の結び切りの水引を選びましょう。しかし関西では黄色と白の水引を使うこともあります。

どちらの場合でも、結び切りにするという点は忘れてはいけません。もちろん地域によってマナーやしきたりには違いがあることもあるので、一般的な常識だけではなく地域ごとの違いも把握しておく必要があります。水引の色や蓮の絵の有無で頭を悩ませた際には、葬儀業者に問い合わせて聞いてみると間違える心配がありません。表書きには、宗教を問わず使うことができるという理由から、志という文字を書くようにしておくべきです。

特に相手の宗派が分からない時には、文字には十分気をつけるようにしておきましょう。水引の上側に志と記入し、下側には名前を入れます。志を書く時に注意しなくてはならないのが、寸志とかいてしまわないようにすることです。

寸志と志は一文字の差ですが意味合いには大きな違いがあります。寸志は目上の人から目下の人へのお祝いという意味があるので、香典の返しでは絶対に使わないようにしましょう。熨斗と一口に言っても、内熨斗と外熨斗があるのでどちらが適しているのかわからない人もいるのではないでしょうか。

返しの場合には基本的には内熨斗が適しています。直接手渡しするのがマナーと言えますが、遠方に住んでいる人の場合には手渡しは困難となり郵送で送ることもあるのではないでしょうか。その際にも外熨斗となれば、宅配中に傷がついたり破れてしまう恐れもあるので内熨斗にしておくべきです。

手渡しの場合で、外で渡す時にも外熨斗は不幸があったということが周りにも知られてしまうことになるので内熨斗にしておきましょう。返しの際には金額は頂いた金額の半額から三分の一程度の品物にしておくなど様々なマナーがあり、頭を悩ませることも多いですが品物がどんなに良くても熨斗で失敗してしまうと非常識だと思われてしまうので、熨斗のマナーには十分気をつけておくようにしましょう。

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