香典返しが不要だと伝える場合の方法

2017年04月14日
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遺族の方に、必要以上に気遣いをさせたくない場合や、公的な組織により禁止されていて受け取り不可能等の理由から、辞退したいという場合があります。そんな時には、辞退する側される側、双方マナーを守って対応したいですね。

一般的な方法として、香典のお返しを辞退する旨を明記してある封筒を用意します。それが無理な場合は他の方法でその旨を伝えます。香典の裏書か御香典の封筒の中の住所と氏名の横に、お返し不要の旨を表記する方法があります。

「香典返しはご辞退させていただきたくお願い申し上げます」の様な一文が一般的です。その他の方法として、香典のお返しに見合わない額を香典の額としてお渡しする方法があります。様々な理由で香典返しを辞退される場合があります。公的な組織の場合、お返しの受け取りを禁止している所もあります。やむを得なく辞退しなければならない場合、相手に失礼なく辞退しましょう。お葬式の際の不祝儀袋に辞退の旨を書いたり、直接口頭で「香典のお返しはいりません」と辞退すると、相手は「本当に必要ないのか、社交辞令で言ってるだけなのか、どっちだろう」と迷ってしまいます。一般的には、辞退された場合でも、お贈りするのが礼儀です。公的な組織や職場だと、お返しの受け取りを禁止している場合があり、そういう方に香典のお返しをすると迷惑になる場合もあるので気をつけましょう。様々な理由から、お返しを受け取れない方もいらっしゃるので、きちんとした方法で辞退される方に対しては、お返しをお贈りしない様にしましょう。